日々緊張感を持って、レンズの仕上がりを判定
入社を決めた理由
― 「顕微鏡の一貫生産」に惹かれた就職活動のとき、自分がどんな会社で働きたいのかまったくわからず、地元の企業を片っ端から検索して調べました。その中で「顕微鏡の一貫生産」というフレーズが目に留まり、何となく製品ページへ。そこには小中学校時代に使った顕微鏡のイメージとはまったく違う、先進的で高級感あるスタイリッシュな顕微鏡がずらっと並んでいて衝撃を受けました。これを一から十まで作っている会社が地元にあることを知り、「きっと素晴らしい技術をもっているに違いない」と興味を持ち、入社を決めました。 |
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現在の仕事内容
― 品質最優先でレンズ生産の最終工程に取り組む私の所属するレンズグループのラインは、顕微鏡や工業用内視鏡に使用されるレンズ全般の最終工程を担っています。まず、クリーンルーム内でレンズを加工する際に付着した油汚れなどを洗浄した後、レンズの表面と裏面に反射防止のコーティングを施します。これには、ピンセットでレンズを持ち上げトレーに入れたり、手で拭き上げたりといった細かな作業が含まれます。その後、最終検査を行い、組み上げられた様々な形状のレンズが決められた規格になっているかどうかを判定します。ここで正しい判定をしないと後工程やお客様に迷惑がかかってしまうことになるので、品質最優先で、日々緊張感をもって業務にあたっています。 |
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仕事でのエピソード
― 「自分はどうしたいのか」を伝える方法を一から学んだ入社3年目のとき、顕微鏡レンズの生産を一時離れ、カメラ交換レンズの新製品立ち上げを任されました。何もかもが初めて尽くしで、最初は機械の使い方すらわからない状態。ウェットコート機というレンズコーティング設備の使い方を教えてもらいに社内の有識者がいる八王子の技術開発センターへ行ったのですが、別の事業場へ出張したのもこの時が初めてでした。中でも苦労したのはコミュニケーション。上司への報告はもちろんですが、それまであまり関わったことのない人にも自分からどんどん話をして情報提供していかないと何も進んでいきません。「どんな問題があるのか」、「自分はどうしたいのか」、言いたいことをうまく伝える方法も一から学びました。全く新しい生産で大変でしたが、その分、自身のスキルアップになる貴重な経験になっています。 | |
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エビデントらしさ
― 仲間に刺激を受けながら、モチベーション高く働けるエビデントでは、一体感醸成のため、情報共有を目的とした社内向け媒体が定期的に更新されています。内容は経営メッセージから社員の取り組みまでさまざまで、ひとつの情報が国内外問わず全社員に、グローバルに共有されています。たとえば先日は優秀な成績を収めた世界のトップセールスが授賞式の様子とともに紹介されていました。こうして社内の中に、同じ目標に向かって走り続ける仲間に刺激を受ける仕掛けがあり、ひとり一人がモチベーション高く働けるところがエビデントらしさだと思います。 |
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これから挑戦したいこと
― エビデントの認知度向上に貢献したい知り合いに「エビデントで働いている」と言うと必ず「何の会社?」と聞かれます。社名が変わっても、私たちが100年間にわたって世の中の安全、安心、健康に貢献する製品を作り続けていることに変わりはありません。だからこそ、これまで以上にエビデントを、もっと社内外に広く発信できたらという思いがあります。社内には、やりたい人が手を上げ組織横断型で取り組む“タスクフォース”の事例もあるので、チャンスがあれば、エビデントで働く人の想いや取り組みを認知してもらえるきっかけとなるような活動にも挑戦してみたいです。
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学生へのメッセージ
自分の手掛けたレンズが製品として組み上がるのを初めて見た時、「この仕事、やってよかった」とものすごく嬉しい気持ちになりました。多くの人がチームとなりひとつの製品を作り上げるものづくりは、達成感も大きく、やればやるほどやりがいを感じます。ものづくりの仕事、楽しいです! | |
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