安全性を規定する厳しい規格に沿った組立てを担う
入社を決めた理由
― ここで「一緒に働きたい」と思った就職活動のとき、地元の企業ということでエビデント長野の会社見学会へ。社内の人の様子を観察していたら、すれ違う人同士がきちんと挨拶をしていて、学生の私にまで「こんにちは」と声をかけてくれて、とても雰囲気がよい会社だなと感じました。就職先の希望として、正直最初は「綺麗で快適」くらいの基準しか持っていなかったのですが、その様子を見て「どんな人と一緒に働くか」が大事だなと。困ったときや、わからないことがあったときにまわりに聞きやすい環境がよいと考え、「ここで働きたい」と思い入社を決めました。 |
|
現在の仕事内容
― 大変な工程の積み重ねによってようやく1台が完成私が所属する顕微鏡組立グループは、3D測定レーザー顕微鏡「LEXT OLS5100」の組立てを担当しています。この製品は、対象物の表面をレーザー光でスキャンすることにより、微細形状の拡大観察や、表面粗さなどの形状を測定する装置で、電子部品や半導体業界の研究部門、品質検査の現場などで使用されています。レーザーを扱った製品のため、安全性を規定する厳しい規格に沿った組立てが必要であり、大変な工程の積み重ねによってようやく1台が完成します。
私は入社からこの組立ての一工程に携わっていますが、規格からまったくずれのない完璧なレベルにまで調整するのはまだまだ難しく、どうやってもうまく調整できないことがあります。そんなとき、社内の技能道場長である信州の名工・平澤和彦さんにご指導いただくことがあります。平澤さんは少し見ただけで「ここがずれてる」とすぐわかるので、いつも本当に驚かされます。名工の仕事を間近で見られる環境で、経験を重ねながら日々レベルアップに励んでいます。 |
---|
仕事でのエピソード
― 「失敗した分、成長している」と前向きに思えるように入社から半年くらいは失敗の連続で、「こんなにやっているのにうまくいかないなんて」と落ち込んでばかりでした。「向いてないのかも」、「もうやめたい」と思ったことも数えきれないくらいありました。でも、どんなに暗い気持ちになっても、週末に友達と一緒にカフェでおしゃべりしながら楽しく過ごしていると、不思議と元気が湧いてきて、いつの間にか「何とかなる、最初はこういうもの」と前向きな気持ちに。これを繰り返しながらここまで続けてきたところ、最初の頃なかなかうまくいかなかった作業も、今では問題なく自分一人で完結することができるようになりました。もちろん今でも失敗することはありますが、「また成長できる」と強く思えるようになりました。 | |
|
エビデントらしさ
― 困っている人がいたら助けに行く最初の頃、何度聞いても作業の途中でわからなくなってしまい、同じことをしつこく繰り返し聞いてしまうことがありました。普通であれば怒られたり、きっと嫌になって教えてくれなくなってしまったりすると思うのですが、職場の先輩はいつも快く助けてくれて、そのたびにほっとすることができました。まわりを見渡してみると、新人に限らず、失敗して困っている人がいたら自然と周りのメンバーが助けにいく場面をよく見かけます。職場のコミュニケーションがよいところ。ここにエビデントらしさを感じます。 |
---|
今後の目標
― 工場だけでなく、外の世界も見てみたい入社から組立てに携わっていますが、工場の中にいると、この製品がお客様の現場でどのように使用されているかを見る機会がほぼありません。どのようなサンプルをどのように測定しているのか、非常に興味があります。チャンスがあれば、営業やマーケティングの人に同行して、お客様訪問をしてみたい。もちろんその時は、ただ付いていくだけでなく、製造担当として設置の手助けができるレベルになっていたいので、まずは組立て全般の知識を少しでも多く身につけられるよう、技能検定の取得に励みます。
|
学生へのメッセージ
製造というと男性が多いイメージがあるかもしれませんが、私の職場の半数以上は女性です。作業中はみんな集中しているので静かですが、休憩中は先輩と好きなアーティストや最近見たテレビの話など、まったく仕事とは関係のない話で盛り上がることも。若手もベテランもみんな仲が良い職場です。
| |
Desculpe, esta página não está disponível no seu país
Desculpe, esta página não está disponível no seu país
Redirecting
You are being redirected to our local site.