Metal Processing Dept.

アルミや鉄等の金属材料に、フライス加工や旋盤加工を主とする切削加工を施し、アルマイトやめっき、塗装の表面処理加工により部品を完成させます。市販および自社開発設備に「技」と「知恵」を加えて、自社製品を使用いただく方々に安心を提供しています。

切削加工

工具を回転させて部品を削るフライス加工、回転する部品に工具を押し当てる旋盤加工が、代表的な切削加工です。他にも材料の熱処理や研削研磨、穴あけ、タップ加工などを行っています。製品の特性上、1μmレベルの難加工部品・複雑形状の部品がたくさんありますが、高技能者によるプロ集団として設計品質を確保しています。

表面処理加工

①アルマイト（陽極酸化）処理、ニッケルクロムめっき、無電解ニッケルめっき、金めっき、化成処理等は、装飾目的以外に耐食性、耐摩耗性の機能を部品に付加しています。52種類の処理をランダムに投入する生産ラインは多品種・小ロット生産であっても、正確な液温度、濃度管理等で膜厚や強度を管理して高品質な部品に仕上げています。

②塗装工程では、パウダー状の塗料を部品に塗着させる粉体塗装や溶剤スプレー塗装と、印刷を行っています。塗装も外観装飾目的だけではなく、潤滑性・硬度・耐薬品性といった機能を持たせているため、材質、用途、外観に応じ多種多様な塗料をメーカーと共同開発しています。 塗装品質安定化のために、溶剤の管理はもとより、塗装条件・焼付け条件の管理を徹底しています。

• 現代の名工　北原憲明
• 金属加工部門　
  先輩インタビュー